Pichat Cote Rotie Champon’s

赤　フルボディ

産地　フランス/コート・デュ・ローヌ/コート・ロティ

ブドウ品種　シラー100％

樽熟成　バリック&400L樽24ヶ月(新樽25%)

アルコール：13.5％

輸入元　フィラディス

ドメーヌ・ピシャの当主であるステファン・ピシャはボーヌの醸造高校を出て、カリフォルニアのソノマとボルドーで研鑽を積み、ローヌの地に帰ってきました。
ファーストヴィンテージは2000年、900本のみの生産という規模であったが、現在畑は5haを越えています。
彼のモットーはフィネスとエレガンス、熟成できるポテンシャルのあるワインを造ること。
栽培はリュット・レゾネで行い、除草剤、殺虫剤は使用せず手作業で収穫。
醸造では伝統に則りながらモダンなスタイルを追求しています。
彼のワインは美しいコート・ロティの肉付きの良さがありながらも、滑らかなタンニンが溶け込んだシームレスで洗練されたテクスチャーを持つ。
熟成のポテンシャルがありながら若いうちでも楽しめるスタイルです。
Wine Advocate誌からは「モダンスタイルのコート・ロティを作っている傑出したドメーヌ、生産量は非常に少ないが、追いかける努力をすべき価値のあるワイン」、「ほとんど素性を知らない生産者からの嬉しいサプライズ」、「若くから楽しめるが、10年経っても楽しめるセンセーショナルなコート・ロティ」といった惜しみない賛辞が贈られています。

【テイスティングノート】

紫がかったダークレッドの色調。
黒系果実にスパイスの香り、含み香には華やかなバラを思わせるニュアンス。
凝縮感のある果実味でブラックベリーやプラムを思わせる味わい。
骨格のしっかりとした味わいながら、ミネラルも感じられる上品な風味。
現状タンニンがとてもしっかりしているので
すぐに飲まれる場合は事前抜栓か、デカンタージュをするのがオススメ。

将来的に非常に楽しみな味わいでポテンシャルの高さを感じる一本でした。

2024年12月試飲