ドメーヌ ド ロリゾン ドメーヌ ド ロリゾン ブラン 2023 750ml
Domaine de l’Horizon Domaine de l’Horizon Blanc
白 辛口
産地 フランス/ルーション
ブドウ品種 マカブー50%/グルナッシュグリ50%
樽熟成 12ヶ月
アルコール 13.5%
輸入元 ヴァンアミ
ドメーヌ・ド・ロリゾンは、2006年にドイツ出身のトーマス・タイバートとヨアヒム・クリストによって、フランス南部ルーション地方カルス村に設立されました。
二人はワインへの情熱を共有し、地中海とピレネー山脈に挟まれたこの小さな村の、樹齢80〜100年を超える古樹と多様な土壌(スレート、マール、石灰岩など)に魅了され、理想のテロワールを見出します。
強い海風と山風が病害を抑え、南仏ながらも涼しさを保つ独特の環境が、果実の凝縮感と繊細な酸を生み出します。
カルスは「カルス派」と呼ばれる、小規模ながら思想的に純粋な生産者たちの集う地として知られ、その中心的存在がロリゾンです。
哲学は「介入しないための精密な介入」。創業時からビオディナミ農法を採用し、除草剤を使わず、月の周期や風など自然のリズムに合わせて作業を行います。
醸造では**野生酵母発酵、無清澄・無濾過(必要に応じて軽く濾過)**を基本とし、亜硫酸も最小限にとどめます。
使用するブドウは古樹のマカベウ、グルナッシュ・グリ、カリニャン、シラー、グルナッシュ・ノワール、少量のミュスカ。
区画ごとに発酵・熟成を分け、コンクリートやステンレス、オークを使い分けることでテロワールを繊細に表現します。
ロリゾンのワインは、南仏のイメージに反する軽やかで洗練されたエレガンスと透明感が特徴。
古樹の持つ力強さと痩せた土壌の緊張感、そしてトーマスの感性が融合し、ルーションを代表する存在として世界中で高く評価されています。
【テイスティングノート】
白桃や洋ナシを思わせる豊かな果実香と樽由来のバニラ香が調和しています。
冷涼感、透明感のあるタイトで繊細な口当たり。
クリア&ミネラリーな口当たりの後にパイナップルや白桃、樽のミルキーさが膨らんできます。
冷涼感があるのに、果実の豊かさもある...。
要素一つ一つが舌で繊細に細かく感じられます。
まるでブルゴーニュの上質ワインのような味わいで正直驚きました。
この生産者のワインの中で最もオススメな一本です。
2025年10月試飲





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