楠ワイナリー

楠ワイナリー 信州・須坂の大注目ワイナリー

 

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オーナーの楠さんは元々航空機リース関係の仕事をされていましたが。諸々の理由で故郷の須坂に帰って来るにあたりワイン造りを志し、オーストラリアでぶどう栽培と醸造を学び2004年から地元須坂でワイン栽培を始めたそうです。

当初は委託醸造で製品化していましたが2011年の年末に念願のワイナリーが完成し「ドメーヌ・ワイン」としてのスタートを切りました。

 

想い返せば2009年の「WINE TOKYO」でそのインパクトにぶったまげて以来、すっとんで見に行きたかったのですが「実はまだ委託醸造の段階でワイナリーが存在しないのです」と言われしょんぼりした覚えがあります。

 

2017年の初秋にようやく見学に伺うことが出来ました。

 

 

 

 

 

当初病害虫のためなかなか収穫がままならずかなり苦労されたそうです。
そこで須坂の環境に適していると考えたのが従来の棚栽培(一文字短梢)と新梢を上下に振り分けるスマートダイソンなんだそうです。

 

 

 

ちなみに除草剤は使わず草生栽培、化学肥料や農薬は可能な限り使いたくないと仰っていましたが、「有機栽培」や「無添加ワイン」には慎重なお考えでした。
(たとえば有機肥料に使われる糞や残飯に含有される保存料や成長促進剤は現状日本では特に規制が無いんだそうで、そんな原料を使った肥料を果たして「有機」肥料と呼べるのかといった問題があるそうです)

 

 

現在管理している畑は約6ha、スタッフ4人で年産2.5万~3万本位の生産量とのこと。

須坂はデータ的にボルドー品種の適地だそうで、ソーヴィニオンブラン、セミヨン、メルロー、カベルネをはじめピノノワールやヴィオニエ、リースリングなど多岐にわたるぶどうを栽培しています。

 

 

醸造タンクは全てサーマルタンク、管理はPCではなく手動で行っているそうです。

 

 

 

 

樽熟庫は地下にあります。

フレンチオークが主体でした。

 

 

 

最近はスパークリングに注力しているそうです。
ルミアージュはもちろん手作業、なかなか大変だそうです。

 

 

 

 

楠さんのワインは「和食に合わせて美味しい」味わいを目指しているそうです。

そのため過度の濃厚感はなく飲んでいて疲れないのが特徴です。

(だからといって決して「薄い」わけではありません、凝縮感のしっかり感じられるワインなのは私が日々体感しております。例えばボルドーの濃厚系に比べれば、という話です。)

 

 

 

 

 

ちなみに「ワイナート誌」87号の「日本のピノノワールは美味しいのか?」特集で、あのドメーヌ・タカヒコの余市と並び最高点でした。

試飲はマスター・オブ・ワインが行い「知識と技術に裏打ちされた洗練度の高いエレガンス」というコメントを得ています。

 

 

 

 

 

植樹を始めたのが2004年、ワイナリーが完成したのが2011年、まだ出来立てのワイナリーにもかかわらず、楠さんのワインは非常にバランスが良く雑味のない「五感に訴える」旨味が感じられます。

力強さとエレガントさが両立した凛とした「スタイル」を持っています。

 

この先樹齢を重ねたワインからどんなワインができるのか、絶対に目が離せないワイナリーです!

 

 

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