グレイス・メルロー 2016 750ml 中央葡萄酒 キュヴェ三澤セカンドラベル
- 産地
- 山梨
- 色
- 赤:ミディアムボディ
- ぶどう品種
- メルロー
2018年11月リリースのグレイスワイン最新ヴィンテージです。
三澤農場産 メルロー85.1%、プティヴェルド14.9%
樽熟成約19か月
アルコール12.5.%
生産量 7070本
2016年は7月までは非常に順調でビッグヴィンテージ予感させました。
が、8月中旬以降、秋雨前線が停滞し、しかも連続した台風の影響もうけ、過去最も少ない日照量となりました。
それでも成熟に向けての懸命な作業と例年より一層厳しいセレクションにより何とか収穫を迎えることが出来ました。
ただ、残念なことに2016年はフラッグシップワインである「キュヴェ三澤・赤」の生産は見送られました。
トップキュヴェに相応しいぶどうではないという苦渋の判断はグレイスさんがいかに「キュヴェ三澤」を大切に考えているかの査証であり、経済的には大きな損失であろうその判断には敬意を表したいと思います。
最も逆に考えれば通常「キュヴェ三澤」に使われるはずだったキュヴェがセカンドラベルに回されたわけで、セカンドとしては「お得」なヴィンテージかもしれません。
【2019年6月の試飲コメント】
リリース直後のテイスティング時より確実に開いており良くなっています。
メルローらしい厚みのある果実の香り、なめらかなタンニン、ボリューム感もそこそこあり、とてもオフヴィンテージのワインとは思えない心地よさがあります。
考えてみれば本来「キュヴェ三澤」になるべきぶどうが使われているわけですから美味しくないはずはないのです。
今飲んでとても良い状態ですし、これからさらに成長を期待できる味わいでした。
【2018年11月の試飲コメント】
香りに甘さとウッディさを感じます、口当たりにもメルローらしい甘さを伴った果実味があります。
ミディアムボディで今から楽しめるシルキーなタンニンがあります。
アフターにはしっかりした樽香が